湯谷温泉と豊川稲荷


23日の日は青春18きっぷを利用して愛知県東部の湯谷温泉豊川稲荷への観光へ。職探しの会社訪問やフリーを含めたライブ絡み以外で18を使うのは意外にも初めてのような気がする。まぁ、当初は青山剛昌ふるさと館はかねてから行きたかったから行くつもりだったけど、その後は仕事が決まればそっちに専心するために18を使っての旅は以前職探しを継続している場合のみ気晴らしとして行こうと考えていて、確定事項ではなかったのだが何だかんだでアドバイスをもらったりして契約社員の鉄道広告営業は辞退し、模索中で日帰り程度なら時間が取れるため行くことに。まぁ、泊りがけとなると経費もかかるし着替えとか準備も要るし、真夏には荷物は暑くて重いから疲れるしな。


で、今回選んだのは湯谷温泉豊川稲荷。18使用期間初日の20日は天気が悪く、日程はその次の平日の23日に。まぁ、今まで愛知方面行くのは火水金日とかその辺だったから何となく月曜に。
ちなみに豊川稲荷は前々から言ってみたいとは思っていて、母親からもデパートの駅弁大会では豊川のいなりずしはあまり仕入れてなくてすぐ売り切れるから食べたいみたいなこと言ってたこともあったから以前から案としては入れていたのだが、丁度先月21日に放送されたBS朝日の鉄道絶景の旅で飯田線を取り上げていて、その中から何処か良さそうなところはないか調べてみた。すると朝一に出ればロス時間は多いけど湯谷温泉なら日帰りできることが判明。


そんな訳でパパッと乗り継ぎ時間を調べて当日は5時半に起床。6時15分頃に出発して、大阪駅7時3分初の新快速に乗車。始業が早い企業の出勤時間なこともあり始発ながら混雑。米原には8時29分に到着し、33分発の大垣行きに乗車。ここでもこの時間帯で席が埋まるぐらいなのは18期間だからか。大垣には9時7分に到着し、9時11分発の豊橋行き新快速に乗り換え。これも当然混雑。名駅で大分入れ替わりがあったが。終点豊橋には10時36分の到着。
豊橋駅のコンコースでは例の豊川いなりずしが売っていたので試食として自分の昼食分にまず購入。湯谷温泉日帰り温泉は食事をすると入浴料が免除されるようだが会席料理は高いからな。10時42分発の飯田線上諏訪行きに乗車。


まずは最初の目的地湯谷温泉には12時7分に到着。帰りの時刻表を確認するが、到着10分後の12時17分発の次は何と160分後の14時57分発までない。かなりのロス時間である。
到着したらとりあえず鉄道絶景の旅で紹介されていた小さな温泉旅館ゆかわへ。入浴のみなので800円払って風呂へ。露天風呂になっていて、ほとりに流れる川や山々が眺められるようになっていてのどかな自然風景を満喫することができた。折角800円払って時間もたっぷりあるので約1時間半程温泉を堪能。この温泉は混浴なのだが、女性専用風呂があるにも関わらず若夫婦っぽい方は女性でも入ってくるつわものもいてカルチャーショックを受けた。


風呂をあがったら木陰のベンチで先程豊橋駅で購入したいなりずしの昼食。近畿圏のよりは色が黒く甘さや味も濃い。こういう夏場は喉が渇くけど、僕はいなりずしに関してはこっちの方が好きだな。
食後は周りをぶらぶらと散歩したりしてるうちにそれなりに良い時間になってきたので駅に戻る。下り線を見送った後、次の三河槙原駅で列車交換した14時57分発の豊橋行きに乗車。往路はしっかり景色を見たが、復路は温泉で良い気持ちになってうとうとしてしまうぐらいだった。16時4分に豊川駅に到着。
豊川に着いたらまずこれもまた鉄道絶景の旅で紹介され、ケンミンショーやミヤネ屋でも取り上げられた履歴を持つB級グルメおきつね本舗のおきつねバーガーを食す。パリパリの食感で不思議な味わいだった。


おきつねバーガーを味わったら豊川稲荷神社の境内へ。とりあえず本殿に参拝したのだが、敷地自体は広いように思われるものの自由に入れる部分はかなり限られているような感じだった。
参拝を終えたら他にこれと言ったすることはなかったので土産物店を覗きながら駅に戻って16時49分発の豊川始発豊橋行きに乗車。豊橋手前の2駅は豊川発着便のみ停車することになっているみたい。17時4分に豊橋に到着し、また豊橋駅のコンコースで今度は土産用のいなりずしを購入して、17時15分発の特別快速に乗車。帰りは名駅で途中下車して2度目に名古屋行った時以来約3年3ヶ月振りぐらいにエスカの山本屋本店の味噌煮込みを夕食に。本当は矢場とん食べたかったのだが中途半端な時間にいなりずしとおきつねバーガー食べたからあまり食欲なかった。


食事を終えたら19時20分発の快速で帰路へ就くことに。米原には20時40分頃に到着し、米原20時55分発の新快速に乗り換えて大阪駅には22時20分頃に到着。
この旅の感想はと言うと日頃の雑踏を忘れられるような自然豊かな原風景を楽しめて、途中下車なしでも往復10,500円かかる運賃を金券で買い取ってもらった差額の2,600円で行けたのは満足できたかなと。
とりあえず湯谷温泉のゆかわとおきつね本舗が両方営業してるのは平日だと月曜と金曜しかないためそれに合わせられたのも良かったし、暑かったとは言え天気も良くて観光に不自由なことがなかったのも良かった。
まぁ、湯谷温泉でのロス時間が多かったのと、飯田線沿いで紹介されたローメン伊那市は遠くて日帰りできないのは残念だけど、2ヶ所回ることができたし、るるぶなどのトラベル本とは一味違う観光スポットを楽しめたのは良かったと思う。