MFM ES


今月のMFMは予定期間から言うといつも通りぐらいの20日に到着。逆に東から西への郵送だから特に影響はなさそうな感じか。何はともあれ良かった。
今月号も会員向けの案内文が封入。先月号では急遽のためCDリリースやライブの延期や中止の対処の訂正が主だったが、今月号は記事の方に大抵変更が間に合っているためmf STOREの通販商品の発送に関する内容のもの。通販の普及で配送が全国に及ぶのは便利な反面大変だなぁ。
ところで、そんな感じで編集部の方々はお仕事頑張られてるようでつが、今月もまた次号のお届け日が5月19日〜26日の間で、5月19日を過ぎても届かない場合は連絡をとのこと。システム制御の関係なのか知らんけど、記載ミスなら折角の折り込み案内を入れる気遣いの効果が半減してしまいそうな。勿体ない。


今月号の表紙は華やかに再結成を飾ったB.B.クイーンズで、裏表紙はデビュー20年プロジェクト遂行中のZARD。90年代を代表するお二方が抜擢された感じで往年のBEINGファンにとってはさぞかし懐かしさを彷彿されたことかと。
中身はまずB.B.クインズの特集ページが2ページあり文章担当は久々?にポップ氏が担当、麻衣たんの新曲リリースや活動情報が1ページ、ZARDの追悼ライブリリースに関してと制作に関わったミュージシャンへのインタビューが見開き1つ分、コナンの15周年を記念してここに来て全オープニング・エンディングテーマソングのラインナップ紹介や、歴代コラボ特典やコラボイベントの紹介、歴代劇場版主題歌の紹介と今年の劇場版の簡単な紹介などの大々的なピックアップで3ページ分、ハートにQはシカプーの山口さんが担当で1ページ、ミュージシャン紹介のコーナーはGCの古井さん担当で見開き1つ分、BEINGの活動紹介コーナーは寺尾さん執筆でFOVの「君がいたから」を1ページ、亀井さん担当のCDレビューが1ページに、インフォーメーションが見開き1つ分、mf STOREの商品案内ページまでが前半ページに。


一方の後半ページはmf STOREの申し込み用紙用のページが2ページ、震災に伴うCDリリースやライブの延期・中止を分かりやすくまとめたリストと読者感想の半ページづつで1ページ、定期購読の更新手続きの案内ページが見開き1つ分、MFM ESのバックナンバー販売の案内ページも見開き1つ分に、編集部からのお知らせやプレゼント受付などの事務案内ページが1ページといつも通りMFM ES関連のページが5ページ分。
その後は、BREAKWERZの広告が1ページ。フリーペーパー時代は広告が多かった時期もあったが最近では結構珍しい。更には、美元さんの連載コーナーの代わりに写真と歌詞のコーナーが用意されて見開き1つ分に拡大とこの辺は写真が一杯。続いて、ZARDの20周年特集ページに映像担当のプロデューサーへの質問で1ページ、GCとシカプーの連載が半ページづつの1ページ、プリーペーパー時代のMFM紹介が今月はまた元に戻って4冊分で、vol.59〜62。もう99年頃〜00年頃の分まで来ていて麻衣たんも登場。doaの広告とホールライブ及びプレライブの延期の案内が1ページに、いつものライブ写真とスケジュール紹介のページまでが後半ページに。


今月号の感想としては、目を引くところはやっぱコナン関連のページが3ページも取られていることかな。確かに今月から新作の劇場版が公開されたし、これまでにBEINGの数々のアーティストがコナンのオープニング・エンディング・劇場版と全てにおいて起用されたため切っても切れない関係であることは言うまでもないが、少なくとも僕の記憶のある限りではここまでコナンに重点を置いた記事があった記憶はない。それこそリリースに際してやイベントライブでのコラボ企画を紹介する形では何度もあったと思うけど。自社関連のページにも5ページ程取られていて尚且つ32ページで収まるところからもやっぱネタが少なくなってるってことなのかなぁと。今月はBREAKERZdoaの広告もちょい久にあったし。GIZAの縮小でアーティスト数が5,6年前よりはかなり減ってることは間違いなさそう。実際にリニューアルされたGIZAの公式ページにはまだ正式にはメジャーデビューしていないと思われる植田真梨恵さんやHAZZEも加入していてそれでも11組になってるからなぁ。(JAZZを除く)一時は24組の枠に入れないとか何とか言ってたぐらいだったのに。(苦笑)今月はそんな感じかな。6月にGCのリリースが決まったとは言え、次号が楽しみな感覚はかなり薄らいでしまってはいるが、来月号も制作頑張ってもらいたい。

チャリティーライブ@hillsパン工場


18日の日はパンで行われたその名もまんまのチャリティーライブの観覧へ。このライブの参加することに決めた決め手は勿論自分にとっては有難い平日開催なこともあったのだが、何よりも出演者がボーカリストではなくバンドメンバー中心とは言えかなり豪華なメンツで、尚且つ観覧は先月のJAZZ公開収録と同じようにドリンク代のワンコインで入場できるところより。正直、どうしても行きたい程ではないが興味はある、そういう要素が重なり合ってご縁があっての観覧と言えるかと。
当初は当日の気まぐれ参加で考えていたのだが、こちらはフリーライブの扱いとはなっているもののパンライブのホームページで予約を受け付けていて、横に設置されているポップ氏のツイッターやらで残り80枚とか不安にさせようかと言うように残数が表示されていたため念のために一週間前くらいにフォームから申し込み。予約したからって値段が代わるとか、これは振り込みも必要ないんだしと。


16時過ぎに講義が終わってからまた1時間半ぐらい自習をして18時頃にいつも通りパンに向けて徒歩で移動。パンに着いたのは先月と同じぐらいの18時40分頃。18時半開場なので既に入場は始まっていたが、予約番号的に僕は100番ちょいっぽかったので丁度着いてすぐぐらいに呼ばれますた。先月の公録は地下1階の通路前で受け付けが行われたのだが、この日はそれなりの動員があるためか通常のライブと同じように地下へ降りるドアの前でポップ氏自ら名簿と照合して受付。ドリンク券と一応用意されていたらしいチケの半券を受け取って中へ。しかし、茶色い生地のパンのチケは久々だから懐かしいわ。GMNの予約の時はそうだったけど、パンに行くようになってすぐにぴあの委託が始まったから、パン仕様のチケは03年11月13日と04年1月15日の2公演分しか持ってなかったりする。まぁ、GMNで取れる常連の方々は有り余るほど持ってはるんだろうけど^^;。ちなみにGMNの閉鎖によってチケのホームページ受付に移行したように思われる。


中はさすがにこの日は椅子席はなく、番号の割には人数が少なくてそれなりに前の方が空いていたので先にドリンク交換をして前にスタンバイ。別に期待するのではないがカウンター付近にある方が来られるとは思ってもなかったし。しかもあそこまであからさまに^^。予約の人数からはかなり減ってたようだが始まるころにはそこそこ混んできてますた。
19時5分頃になるとポップ氏がステージに登場。本人も言ってたけど久し振りに前説を担当されますた。最近はアナウンスさえもなくなってたからそんなことさえ懐かしい。そして、チャリティーライブ開催の旨の説明として大賀さんが発起人であることが発表され、協力のお願いなどのお話をしてバンドメンバーを呼び込みライブスタートなりますた。最初に登場されたのは大賀さん・大楠さん・亀井さん・マルクさん・麻井さんのバンドメンバー5人のみ。まずは大賀さんから挨拶があり、当初は冒頭で触れるつもりはなかったようだが多くの人が集まってくれたとのことで感謝の言葉と、チャリティーライブを開催することになった経緯やミュージシャンとしてできることをやろうとする意志などの話。


そして、まずはバンドのみで演奏することになっているようでまずは5人のバンドメンバーのみで「Over the Rainbow
」、「I wish」のインスト曲2曲が演奏されますた。
曲の後に趣旨に賛同してくれたと言う雪さんが最初のボーカリストとして呼び込まれますた。大賀さんのメンバー紹介は回りくどい感じがしたのだが、雪さんを呼び込む際には皆さんは綺麗な声しか知らないと思いますが、僕が電話をかけるといつもどすのある声で応答が返ってくるんですよと言ってはりますた。そして、雪さんは登場するなりその声を出してはりますた。
まずはオリジナル曲の「Used to be in love 」を歌ってから、オリジナル曲は知らない人が多いと思うんですが今日は皆さんが知ってる曲を歌いたいと思ってましてとのことで次の曲はディズニーで使用された「When You Wish upon a Star」を。曲の中では照明の演出も星の形が浮かび上がるように用意されていたようで雪さんはしきりに感激されてますた。


その後にはKANさんと言えば「愛は勝つ」しか知らないと思いますがこの曲を歌いたいと思いますとKANさんのカバーの「世界でいちばん好きな人」が。続けてリクエストがあったのだったか数回ライブで歌ったことがあるらしいオリジナル曲の「10月4日」を。何かタイトルがレ○オ○メ○のようだな。(ぁ)周りにいる大切な人の存在を忘れないようにしようと言う今にぴったりな曲だ的なことを言われてますた。そして、最後はお馴染みのカバー曲「Overjoyed
」で雪さんのコーナーは一旦締めに。
この後に次の出演者の紹介として同じく趣旨に賛同してくれた岡餅を紹介することとなったのだが、雪さんは間違えて「岡本ヒロシ」と言ってしまった^^;。何やらその理由はGARNET CROWのを付けなければならないことを意識しすぎたためらしい。岡餅は登場するなりヒロシですと強調してますた。それに対し申し訳なさそうに恥ずかしがる雪さん。GCのお熱いファンがいると噛みつかれたかもしれんな。(マテ)


大賀さんの紹介でギタープレイを聴かせてくれることになってるとのことで岡餅もまずはインスト曲を1曲演奏。続いて曲紹介をしてSUPER LIGHTのオリジナル曲の「Tonight」と「Lose My Breath」の2曲が歌われますた。続いてカバー曲をやりますとの案内があったのだが、大賀さんからの振りで声を換える機械でケロケロやってるとのことでそのケロケロ声を更に引き立てるように「Say Something」が歌われますた。その後にもう1曲オリジナル曲をとのことで岡本仁志名義時代の曲の「No matter what」を締めに歌われますた。
その後もケロケロの話をしつつ、大賀さんがさっき後ろまで見渡したのだが後ろの方にバンド仲間の一人が来ているとの話があり、一斉に後ろを振り返ると何とカウンター付近に徳永さんが立っておられますた。これはビッグサプライズ。更には大賀さんに舞台に上がるように誘いを受けて普通に観客の合間を縫ってステージへ上がっていかれますた。この日は女性客も多かったので黄色い歓声多数。(笑)それにしてもあまりにも間近なところにおられたので僕は一瞬唖然としてしまいますた^^;。


ステージに上がった徳ちゃんは大賀さんに話を振られ、楽しくやってんのかなと思って覗きに来たら皆凄く楽しくやってるじゃんとのこと。そして折角なので急遽1曲歌ってくれることになりますた。そして、急なステージにも関わらず用意万全なような仕草で雪さん達のハモリで「Little Wing」を歌ってくれますた。
曲が終わるとこれにて徳ちゃんは今度は階段より退場されて予定通り続きが行われることに。大賀さんからは他にもミュージシャンの方が来ていたらステージに引きずり上げるかもしれないので気を付けて下さいよと脅され?てますた。(笑)
そして、曲名がよく聞き取れなかったのだが「sponky」と聞こえた曲が歌われてその後メンバー紹介へ。普通のライブと同じように順番に紹介してそれぞれの演奏が行われたのだが、大楠さんだけ飛ばされて子のメンバーでやっておりますと締め。客席からのえ〜の声に続いて大楠さんからちょ、ちょっと待った〜と止めが入り、遠路遥々来て頂いてとか、マイクの持ち方のこととか面白い話を結構沢山してくれますた。大楠さんのキャラ好きだわ。大賀さんとはOOMとかで関係が深いから弄られたんだろうな、可哀想に。(笑)しかも格好いい曲紹介を考えていたのに徳ちゃんの颯爽さにかっさらわれたそうで。(ブ)


メンバー紹介と共にメンバーからのコメントがあり、その後に「Let it be」が歌われて、続けて次で最後の曲になりますと告知をしてから、最後はやはりこの曲が一番ぴったりだと思うのでアレンジは変わってますが聴いて下さいとのことでラストには「上を向いて歩こう」を雪さん・岡餅それぞれにパートを分けて歌われますた。
曲の後にはメンバーそれぞれのこのライブに対しての思いが語られました。キャプテンと呼ばれていた発起人の大賀さんは何かできることはないか考えた時にミュージシャンである自分達ができることは音楽しかないとのことで、多くのミュージシャンが賛同してくれたことへの感謝と、都合の関係で参画出来なかった中にも思いを共有しているミュージシャンがいることなどの話。そして、こういうことは継続してやっていかなければ意味はないため、意思では3ヶ月に1度くらいはやりたい気持ちがあって、また行う時には是非来て下さいとのことですた。
岡餅は昔神戸に住んでいたとのことで阪神淡路を経験したが、人間は傲慢だからいずれ忘れてしまうものだけど、忘れないようにしたいとの気持ちが語られますた。


マルクさんは素手で楽器を叩くくらいしかできない、亀井さんは痛いから素手で叩くことすらできないと言って笑いを取りつつも出来る限りのことをしようとする気持ちが伝わってきますた。そしてメンバー皆で握手をして一つになってるように見受けられた。また、メンバーからは雨による足元が悪いことや、ライブハウスに最も人が集まりにくい月曜にも関わらず的な言い回しをしながら多くの人が集まってくれたことへの感謝に多く触れられてますた。
このライブは通常のライブとは違うのでアンコールはなくそのまま終了に。出口では募金と共に出演者全員が勢揃いで握手をしてお見送りをする太っ腹さまで。特に僕にとっては全員始めて握手をさせて頂く方々だったので嬉しかった。まさかこんな形で岡餅と握手できるとは思ってもなかったし。上に上がって全員が外に出たら有難うございましたとの声が聞こえてきてドアが閉められますた。
ライブは21時20分頃に終了。翌日も学校があるし程々のところで帰路へと就きますた。にしても、doaのプレライブはパンの分も一般で販売されるのかポップ氏に聞こうと思ってたらそういう時に限って見当たらず残念。(-_-)チケットセンターの電話なかなか繋がらんし直接聞いた方が早いと思ったんだけどな。まぁ、6月発売だから来月の時でも間には合うのか。


このライブの感想としては、とにかくかなり豪華な内容で行って良かったなと思う。何よりも募金は別としてドリンク代のみで16曲も楽しめるなんて普段はそうないことだし。キャンペーンのフリーライブでも5,6曲ぐらいだからな。全盛期のパンライブはかえって曲数は少なかったからその頃に匹敵するくらいのボリュームではないかと。そして、サプライズ登場となった徳ちゃんを初めとしてメンバー全員GIZAファンには馴染みのミュージシャンが集結していたのも良かった。来月のZARDの追悼公演はチケは取れないだろうし値も張るから行けないだろうけど、十分その代わりとして楽しめるぐらいの豪華なミュージシャンの顔触れだった。GC岡餅doaの徳ちゃんとあってそれぞれのバンドから集まってる感もあるし。
そんな訳で、こういうのは価値を基準にするようなものではないが、かなり贅沢なライブを楽しませてもらって満足できたので、あまり協力的ではない奴なんで普段は100円ぐらいが限度だけど自分的には頑張って500円募金しますた。客観的な視点だからではあるが、この事態は大変なことの反面力を合わせたり協力する機会になった部分もあるのかなと。やっぱ世の中の試練に意味のないことはないのかもしれない。

セットリスト


1.Over the Rainbow
2.I wish
3.Used to be in love
4.When You Wish upon a Star
5.世界でいちばん好きな人
6.10月4日
7.Overjoyed
8.?(インスト曲)
9.Tonight
10.Lose My Breath
11.Say Something
12.No matter what
13.Little Wing
14.sponky(?)←と聞こえた
15.Let It Be
16.上を向いて歩こう


M-1とM-2はバンドのみ、M-3〜M-7が雪さん、M-8〜M-12が岡餅、M-13〜M-16は出演者全員で、M-13は徳永さんも加盟となっており、M-3、M-6、M-9、M-10、M-12のみオリジナル曲。
間違えていたらスマソです。

沈黙の15分


※ネタばれ注意


20日の日は4年連続で約束していた大学時代のクラブの友達と例年通り梅田のTOHOシネマズへコナン劇場版映画の観賞へ。今年は昨年の反省を踏まえて前売り券を購入する前に劇場の確認をしたところ梅田まで来てくれるとのことで今年もいつも通り。まぁ、その友達は阪神間から西方向へ通勤しているようだが、そっちは定期を支給されてるとのことで特に影響はなかった模様。日程も相手の仕事が休みの日をピックアップしながら自分の都合と照らし合わせたため早い段階で合わせられたのは良かった。にしてもタイムテーブルの公表が5日前ぐらいだから不便だわ・・・。
にしても今年も初日からそれなりに席に余裕があったようだが要するに上映される劇場が増えてるってことかな。シネコン化が進んでるし。観やすい環境になってるんだわな。今年のゴールデンウィークは土曜を休みと捉えた場合でも3連休・3連休・2連休の飛び石になるが遠出しづらい日並びが動員に功を奏するのか。


今年は何気に4度目にして始めて夜の回を観賞。昨年までは大学時代や卒業直後で時間が不規則だったから混まない平日日中を選択できたこともあり。今年は逆に自分と相手のそれぞれの平日の休みが丁度重なることはないのでわざわざ土日に行くよりはってことで、だからと言って遅くにもなり過ぎない18時の回に。とは言え、上映してすぐなところにレディースデーの水曜日で、会社帰りのサラリーマンでも寄れる人もいる時間であったためそれなりの混雑。まぁ、でも時間的には丁度良い具合だったかったかなと。
そんなんで、今回はある程度混雑は見越していたため前売り券は昼休みの間に指定券に交換。席は自分なりの独断で良さそうな場所を選んだのだがその点文句の言わない相手で助かる^^;。
講義が終わった後に17時半に大阪駅で待ち合わせて、着いたら8階のロビーでしばし開場待ちして入場。


ストーリーはまず前章の部分で一人の少年が何らかの犯人と思しき人物に追いかけられて、雪道を逃げている最中に崖から滑り落ちて気を失うシーンからスタート。その後、シチュエーションが切り替わり、都営地下鉄の新路線開業を祝したセレモニーに出席した都知事の演説をする傍ら、セレモニーで都知事を襲うと脅迫状が警視庁に届いて目暮警部達が護衛につくことになった。都知事と警部達を乗せた祝賀列車は予定通り発車。
一方、コナン達は博士の車で首都高を走っていた。すると首都高のトンネルと地下鉄が並行する区間があり、トンネルの退避スペースに爆弾を持った犯人が立っているのを目撃したコナンは新一の声で警部に連絡をして電車を止めるように合図し、首都高の車も自ら体を張ってとめたため一大事を取りとめた。地下鉄も首都高に出てきて暴走したがカーブの直前で何とか停止。そして、周りが騒然となったところで毎作恒例のエピソード紹介のようなものが。


で、警視庁では記者会見が行われる一方、コナンは爆弾を仕掛けたのは知事への恨みを持つ者の犯行だろうと考え、国土交通大臣時代に作ったダムのある新潟県の北の沢村へ向かう。ところが、蘭や小五郎・少年探偵団・園子と共にである。周辺はダムの建設で昔の村が底に沈んでしまった地帯がある。
一行はロッジに宿泊してスキーや、開催されているスノーフェスティバルを楽しんで過ごすことになった。ある夜、元太達3人は土産を探すフリをして、こっそりとスノーモービルのようなもので夜遊びに出掛けコースを外れてコナン達に助けに来てもらう。同じく土産を探していた蘭に電話を掛けられたコナンは雪にその土産リストを書いたのを消し忘れて近くにいるのだと思われる。この時、元太と光彦は悪いのは誰だと口論になり、コナンは言葉の暴力によるすれ違いで二度と会えなくなることもあるから喧嘩を止めるよう諭す。


少年探偵団がロッジに戻るとロッジにはある小学校の同級生が集っていたのだがその中で8年前にひき逃げによって仲間の家族を失う悲しい過去があった。
ある朝、白鳥を見るツアーだったかに出掛けたコナン達はその同級生組の一人が殺害されているのを発見する。よって通報を受けた新潟県警にゲスト出演の渡辺陽一がいた。名前も輪郭もまんまである。(笑)
翌日、雪合戦をしていたコナン達はほとりの家屋で記憶を失ったまま寝ていた冒頭の気を失った少年と遭遇する。その時以来8年振りに目を覚ましたようで気を失った時の記憶はなく、コナンや灰原とは逆に体は15歳でありながら中身は7歳のままである。


その後、元太達3人はまた企みを考えてその少年が滑り落ちた場所に連れて行って記憶を蘇らせに行くことにした。しかし、その途中で元太達は何者かに追われていることに気付き逃げ出す。コナンと灰原が少年探偵団を追いかけると銃声が聞こえた。逃げていた元太達は洞窟に逃げ込んでしまった。しかし、洞窟は拳銃を突きつけられたら井の中の蛙になってしまう。しかし、入ってしまった以上やむなくコナン達は洞窟の先を目指すことになる。その道中で少年の記憶は徐々に蘇って行き、コナンは犯人の目的はダムを決壊させて北の沢村を水没させることだと気付き先を急ぐ。
事務所のようなところで調べ物をしていたコナンは犯人に見つかってしまい弄ばれてしまう。お手上げとなりとどめを刺されそうになったところへ間一髪で同級生の中から白鳥ツアーを案内した女性が助ける。しかし、少年探偵団を襲っていたのはこの人だったのだ。そうしてひとまず事件は解決した。


ところが、一度起き上った犯人をコナンが麻酔銃で眠らせた瞬間にダムの爆弾の起動スイッチが入ってしまっていた。爆発を起こすまでのタイムリミットは15分間である。そうしているうちに爆発が始まり、みるみるうちにダムが決壊していく。このままでは村が全て水没してしまう。少年探偵団・阿笠博士とダムにいた電力会社の作業員は避難をしたがコナンはいなくなった。水流を止めるために一か八かで雪崩を起こすことにしたのである。この辺が現実では不可能なところだわな。一方の蘭・小五郎・園子も爆弾が仕掛けられたことを知らされワゴンで非難する。
コナンは博士のメカのボードで雪面をかき回して地盤を緩め雪崩を起こすことに成功した。何とか水流の流れに間に合い村を襲う水流は食い止められたのだが、コナンは滑り落ちてくる雪崩に呑み込まれて埋もれてしまった。


やがて、蘭や小五郎・園子・少年探偵団と電力会社作業員によってコナンの懸命な捜索が行われた。しかし、手掛かりがないためなかなか見つけることができない。人間が雪に埋もれて蘇生できるのは15分が限度だと言われている。コナンが埋もれてから12分程が経過して刻々とそのリミットは近付いていた。蘭はコナンの携帯に電話をして携帯は発見するがコナンの姿はない。一同は途方に暮れてしまう。コナンが言っていたもう会えないかもしれないと言う一言が少年探偵団の胸に刺さる。
蘭は携帯の電話帳から新一のアドレスを選んで、予告の一場面になっている「新一、近くにいるのなら助けてよ!」の言葉と共に新一に電話をかける。コナン用の携帯は手元からなくなり蘭達に発見されたが、新一用の携帯は手元に残っていて着信に微かに気付いたコナンはいつもベルトに仕込んだサッカーボールを発射させて合図を送る。それが地上に膨らみ蘭達は無事コナンを見つけることができた。めでたしめでたしである。


これにてエンディングロールへ。クレジットには最近全国区になった宮根さんの名もあったが内容で気付くことはできなかった。色んなゲスト声優さんが担当されるようだけど、渡辺陽一さんは一目瞭然だったし、一昨年のDAIGOも分かりやすかったけど、南海キャンディーズの山ちゃんのように一言だけとかだったら目を凝らしてでもいないと気付きにくいんだよな。確か役は記者だったか脇役だったようだけど。
今年のB'zが担当のエンディングテーマが終わるとテレビ版と同じようにおまけのような形でお土産を買い忘れたとか、小五郎は沖野ヨーコの番組に間に合わなくなるとか平和なやりとりで終わりに。そして、画面が消えると毎年通り劇場版第16弾制作決定の文字だけが画面に映し出されて終映に。いつも通り約2時間の内容のため20時頃に終わりますた。


映画が終わった後は一緒に夕食を取ってから帰ることに。なるべく安くで食べられて夕食に満足できる店が良いなと思って駅前ビルへ行ってかつ丼専門店で食事をして大阪駅で友達を見送った後帰宅へ。友達は何か飲みたそうにしていたが翌日は自分は学校で向こうも6時起きだったり、21時前からだと時間が気になるし、飲むのは大勢の方が楽しかったり、予算も予め考えておきたかったりなどでまたの機会に。
今年の劇場版の感想は個人的な視点では内容はどちらかと言うと昨年の方が面白かったかなと思うけど、僕の好きな爆発系のシーンが今作では結構あったし、全体的に楽しかったし十分満足な内容だったと思う。迫力はやっぱ初期の方があったかなと思わんではないが。面白かったシーンは小五郎のス○ベっぷりが発揮された場面で、村に着いた直後に混浴の露天風呂に入りに行く仕草が如何にも漫画チックで、若い女性がいると期待して見たのはお猿さんだったってシーンが愛矯があって良かった。真面目なストーリーの作品ながらそういうおちゃらけがたまにあるのがまた良い。
さて、来年の今頃はどうなってるかは分からないが来年も行けると良いなぁと。友達も誘いに応じてはくれてるし来年もできれば行きたい。

最後に


母親から若干頼まれていたABCラジオのCDブックを買いにジュンク堂書店へ。ロフトの横にでけてる茶屋町のは新しくオープンしたようで何と地下から6階くらいまで全てのフロアを本屋が占めてるらしいがどんだけのもんが揃ってるんだろ。何事にも限度がありそうな気がするのだがw。